近年目撃例の多い未確認生物に「人間に似ているが体に全く毛が生えておらず、細い体にランランと光る目をしている」という特徴を持つ一風変わったUMAが存在している。「モルガン・ビースト」や「ニューメキシコのスキンウォーカー」などがその最たるものだ。
目撃証言が出始めた当初は、見た目が似ていることからグレイ型エイリアンと同一視されていたが、グレイとは違う点も存在すること、あまりに類似の生物の目撃証言が多いことなどから、海外では新たな未確認生物とみなされ「The RAKE(ザ・レイク)」と呼ばれているようだ。
この未確認生物の恐ろしいところは、比較的人家のそばに現れるらしいことだ。モルガン・ビーストしかり、多くのレイクが監視カメラなどにその姿を捉えられている。場所も人家の屋根の上や時には地下室など、撮影者と非常に近い場所にいたこともあれば、地下を流れる下水道の中にいたところを撮影されたりもしている。
レイクの正体に関しては諸説あり、一つは前述のスキン・ウォーカーではないかとする説だ。スキン・ウォーカーはネーティブアメリカンの伝説に登場し、人間をはじめさまざまな生物に変身することができるが、人間を襲う怪物だとされている。
当然ながら人間が扮しているイタズラではないかとする説も存在している。伝統的なアメリカの学生のイタズラで全裸になって飛び出して脅かす悪ふざけがあり、扮する時のテクニックでコンタクトレンズを目にはめてライトの光を反射するようにするものがあるという。そのため、写真を撮影すると目のギラついた不気味な姿に見えてしまうというのだ。
日本人としては、レイクというネーミングが某金融機関を思い出してしまうが、神出鬼没の人型UMA、レイクはもしかするといずれ行動範囲を広げて日本にも上陸するのかもしれない。
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