【UMA図鑑(20)】攻撃性の強い怪人「スプリングヒールジャック」
この怪物はUMAというよりも、怪人という表現が最も適している。姿形は人間に近いのだが、跳躍能力や炎を噴霧する能力が人とは思えないのだ。「スプリングヒールジャック」——かなり攻撃性の強い怪人である。 何だか、名前が新春のデパートセールみたいなので、一時、筆者は「ジャンピングヒールジャック」というロックっぽい名前をはやらせようとしたのだが、あまり広がらなかった。...
View Article【UMA図鑑(21)】「ネッシー」はプレシオザウルスの生き残りではなく未知の巨大生物?
かつてUMAの代表例といえば、ネス湖の「ネッシー」であった。別名「ロッホネス・モンスター」とも呼ばれており、世界中のUMA好きから愛されている存在である。 その最古の出現記録は690年にアダムナンによって書かれたとされる「聖コロンバス伝」といわれている。...
View Article【UMA図鑑(23)】奇怪な足跡の「ガタゴン」は新種の生物なのか?
1992年6月26日、岩手県山形村の茅森さんは畑で見慣れない足跡を発見した。それは、どう見ても近くに生息する野生動物のものとは異なる奇怪な形をしていた。 大きさは長さ22センチ、幅15センチ程度。指は4本、土踏まずの部分が大きくえぐれた形というか、指と反対側、かかとの方にもう一本の指が生えたような形をしており、畑から草地まで約20メートルほど数十個の足跡が続いて残されていたという。...
View Article【UMA図鑑(25)】男性ばかりを襲うゲイUMA「ババボワ」
UMAが最近、静かなブームになりつつあるが、中には変わり種も存在する。なんと男性ばかりを襲い、巨大なチン○ンで犯してしまう“ゲイUMA”がアフリカに出現しているという。...
View Article【UMA図鑑(26)】シンガポールの猿人「ブキティマモンキーマン」
探偵小説・オラン・ペンデク奇譚/香山滋 最も近代的な都市といわれるシンガポールに類人猿UMAが存在するといったら驚くだろうか。その名は「ブキティマモンキーマン(Bukit Timah Monkey Man)」。略してBTMMもしくはBTMとも呼ばれる猿人である。...
View Article【UMA図鑑(27)】人間に食べられたUMA「イノゴン」の正体
今年11月8日、体長1メートル、体重80キロの巨大イノシシが岡山県の市街地に現れ、警官70人が出動、捕獲されたというニュースが報じられた。 近代化が進み、行き場を失ったイノシシがエサを求めて、市街地に現れるケースは数多く、神戸市では野生のイノシシにエサを与えることを禁止する「イノシシ条例」が制定されている。それほどまでに現代のイノシシ被害は社会問題になっているということだ。...
View Article【UMA図鑑(28)】ゴジラ誕生4年後に目撃された「南極ゴジラ」正体はいまだに不明
12月10日、ハリウッドで再リメークされる映画「GODZILLA」(日本公開2014年7月25日)の予告映像が公開された。併せてポスター・ビジュアルも解禁。予告映像にはゴジラの霧に包まれたシルエットと雄たけびも公開され、ゴジラ生誕60周年となる来年は、世界が久々の「ゴジラ・フィーバー」に沸きそうだ。...
View Article【UMA図鑑(29)】島根で捕獲されたカンガルー似の未確認生物「ニタゴン」の正体
ツチノコ、イッシー、ヒバゴン…いずれも日本に潜む“謎の生物”としてかつてメディアに取り上げられ、人々の話題をさらった未確認生物たちである。現在は彼らのことが話題に上がらなくなって久しいが、それでは彼らのような未確認生物が、もう目撃されなくなってしまったのかといえば、さにあらず。近年でも発見や報告が度々なされている。今回は1990年代という比較的最近に目撃されたUMA「ニタゴン」を紹介したい。...
View Article【UMA図鑑(30)マレーシアの邪悪な小型生物「トヨール」
この怪物の名前は「トヨール」と呼ばれており、東南アジアのインドネシア、マレーシア、タイ、シンガポールなどに出没すると言われている。小型のヒトガタの怪物で、家屋に侵入したり、他人の物を盗んだり、数々の悪さをする邪悪な小型生物である。その容姿は異常であり、赤ちゃんのような大きな頭部、小さな手、白濁し、ところどころ緑がかった肌をさらし、全裸で歩いているらしい。...
View Article【UMA図鑑(31)】昭和のトラウマ「フラットウッズ・モンスター」
「フラットウッズ・モンスター」は、日本では「3メートルの宇宙人」という異名でも知られている。ちなみに、米国では「10フィートモンスター」と呼ばれている。昭和のオカルト子供本には必ず掲載されており、かくいう筆者もトラウマになった記憶がある。 正体は不明なままで、宇宙人本にも、UMA本にも収録されている怪物である。...
View Article【UMA図鑑(32)】紙幣にもなった南米の人気水棲怪物「ナウエリート」
水棲UMA「ナウエリート」は、南米のアルゼンチンでは知名度が高く最も有名なUMAの一種であり、別名「パタゴニアのプレシオザウルス」と呼ばれている。 アルゼンチン南部のパタゴニア・バリローチェ地域は巨人伝説の残る風光明媚な場所だが、同所にある透明度の高いナウエルウァピ湖にナウエリートは生息すると言われている。...
View Article【UMA図鑑(33)】山形・大鳥池の巨大怪魚「タキタロウ」
資料館で展示されているタキタロウの魚拓と模型 今回紹介するUMAは変わり種。長きにわたって目撃されており、時には捕獲され、食べられたという報告すらある、非常に生息の可能性が高いものを紹介する。...
View Article【UMA図鑑(34)】いまや環境保護のシンボル「本栖湖のモッシー」
UMA(未確認生物)の代表格といえば、英国最大の淡水湖であるスコットランド北部のネス湖に出現するネッシーを思い浮かべる方も多いだろう。日本でもネッシーに酷似したUMAとして鹿児島・池田湖のイッシーや北海道・屈斜路湖のクッシーが知られている。今回紹介するのは彼らの兄弟分とも言える、富士五湖は本栖湖に生息するとされているモッシーだ。...
View Article【UMA図鑑(35)】北海道・大沼に現れた奇妙な動物の正体はサイ?
左からデューラー画、古今図書集成(中国)、和漢三才図絵 北海道南部の秀峰駒ヶ岳を望む大沼には奇妙な動物が現れたという記録が残っている。 万延元年(1860年)、蝦夷地で医学院及び薬園を運営していた幕臣の栗本鋤雲(じょうん)氏が江戸の医師に宛てた書簡にあったもので、そこには駒ヶ岳近辺で目撃されている不可思議な獣の詳細が記されていた。...
View Article【UMA図鑑(36)】江戸川に生息するとされる謎の巨大魚「エディー」
以前、当コーナーで巨大魚のUMA「タキタロウ」を紹介させてもらった。自然の豊かな場所の大きな湖で、巨大魚が静かに生息している…というのも雰囲気があるが、実は都内を流れる江戸川にも2メートルものサイズの巨大魚が生息しているとしたら、読者の皆さんは驚かれるだろうか。...
View Article【UMA図鑑(37)】「剣山のオロチ」はどこから来てどこへ消えたのか
1973年5月、徳島県の剣山近くに住むNさんたち3人は草刈り作業中、非常に巨大なヘビと遭遇した。作業中にふと気づくと、草むらの中から鎌首をもたげた大蛇が姿を現したのだという。その大蛇は口だけでも2・5メートルはあったとしている。...
View Article【UMA図鑑(38)】徳島県勝浦郡勝浦町で捕獲された「トックリヘビ」はツチノコなのか
日本全国で目撃され、地方によって呼び名の変わる未確認生物「ツチノコ」。今回紹介する「トックリヘビ」もその数ある異名の一つなのだが、ここでは徳島県の勝浦町で発見されたツチノコの亜種(?)と思しきヘビの呼称として便宜的に使用する。...
View Article【UMA図鑑(39)】遺伝子操作の怪物「モントーク・モンスター」
比較的新しいUMAである遺伝子操作の怪物「モントーク・モンスター」。この名前は、米国の未確認動物学者ローレン・コールマン氏が名づけたものである。 事件の発端は2008年7月、ニューヨーク州南部・モントーク岬の海岸から始まる。この海岸はロングアイランド西端に突き出た岬であり、潮流の関係だろうか、様々な漂流物が流れ着くことでも知られている。...
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